『TOUR 2022 ROCK’N’ROLL SURVIVOR』サバイバルダイアリー〜後編〜
3rdソロアルバム『33』を引っ提げてのツアー『ROCK’N’ROLL SURVIVOR』の全7公演が無事終了しました。
先日ココに記した4公演に加えて、名古屋、大阪、東京の3公演に御来場くださったミナサマ、
どうもありがとうございました。サポートメンバー、スタッフ&関係者のみなさん、お疲れ様でした。
ツアー5日目は、名古屋ell FITS ALL。“名古屋のホームグラウンド”と言いたい程の御馴染みの会場。
今回も超快適なステージだったなー。MURBAS時代からの旧知の名物オーナー・シゲさんとも再会してゴキゲン。
衣装はサポートメンバーにリクエストして全員black&white。
オレは『33』のダイジェストムービーで着たジャケットとパンツに別の白黒のシャツを合わせてコーディネイト。
ツアー全7公演だったので、衣装のローテーション的に名古屋1公演だけこのパターン。レアだったね。
やたらハイテンションになってて、MCのトークが振り切りまくりだったなー。
プレイしながら跳ねるのが楽しくなっちゃって、やたら跳ねまくってた記憶がある(笑)
フロアのみんなも一緒になって跳ねまくった一体感がキモチイイ想い出。
このシャツでアンコール。登場したら何故かやたら「ヒューヒュー!」言われた(笑)
久々に再会したオカヒロと。元気そうで何よりだわー。
終演後は同じE.L.L.の下の階でライヴだったマッドやオカヒロ、アースシェイカー先輩達と談笑した。
名古屋メシ2連発!! 天むすはほぼ来るたびにいただいてたけど、矢場とんの味噌カツは相当久々にいただいたかも。
どっちもデラ美味しかったでよ。
ツアーのセミファイナル・6日目は、大阪Music Club JANUS。2011年のTYOのツアー以来の登場。
ホールもステージも楽屋もとても居心地よかったな。
リハーサルの合間のセルフィ。
今回のグッズのバスタオルは大阪でアピールせにゃいかんでしょー。
本番のステージでも振り翳しましたがなー。「かっ飛ばせー、掛布!」って言ったら、
「古っ!」で笑われましてん。えらぃすんまへん…
MCでも言ったけど、イエローモンキーの初期の頃はまだまだ“アウェイ感”を感じていた大阪も、
今や心底“ホーム”を感じるようになった。熱烈歓迎してくれた大阪のオーディエンスに感謝だなー。
前日に引き続き絶好調ハイテンションで、キモチイイひとときだったよ。
そして、ツアー7日目は遂にファイナルで東京凱旋。日本橋三井ホールに初登場。
立ち位置からのホールの眺め。絶景!!
会場に向かう車窓の外のホームタウントーキョーの街並みを眺めてたら、
「こちとら、江戸前熱血漢よ!」と俄然テンションアゲアゲになった。
到着した三井ホールも周辺も粋な御江戸風情。こんな素敵な会場でファイナルを迎えられてサイコーだった。
ファイナルの衣装は『33』ダイジェストムービーとか博多でも着たブラック&シルバーの
レオパード柄のジャケットを着つつ、シャツやパンツは別のコーディネイト。
MCで「“3”尽くしのアルバムを創ったら、ツアーファイナルが“三井”ホールだった!」的なことを言ったけど、
場所が“三越前”だったことに後から気づいた。ちゃんと『33』だったんだね。感激!!!
Pix by K.Morishima 麗しのダミ声オンステージの図。
Pix by K.Morishima アンコールはスパンコールがビッシリのジャケットで。
ステージは終始ゴキゲンだったなー。ホールを見渡す限りのオーディエンス、その笑顔と熱情。
華々しく賑々しい自分が思う理想のライヴだった。
ツアーファイナルかつ58歳ラストステージに相応しい極上のひとときになったよ。
ということで、『TOUR 2022 ROCK’N’ROLL SURVIVOR』が大盛況にて終了。
自分が想像していた以上にまだまだコロナ禍の影響下でのツアーだったし、
残念ながら参加出来なかった方々も多々いらっしゃることでしょう。心中お察しします。
何かといろいろな制限のある中で会場に足を運んでツアーに参加してくださったミナサマ、
改めまして本当にどうもありがとうございました。
引き続きこれからも来るべきNEW DAYSに向けてROCK’N’ROLLでSURVIVEしていきましょう。
そしてまた近い将来、大好きなロックンロールを生身で感じ合いましょう。
2022.04.18 (Mon) 17:48:39
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『TOUR 2022 ROCK’N’ROLL SURVIVOR』サバイバルダイアリー〜前編〜
HEE-SAYSの更新、久々ですなー…
おかげ様で超絶リアクション大好評の3rdソロアルバム『33』。
そのニューアルバムを引っ提げてのツアー『ROCK’N’ROLL SURVIVOR』、
折り返しの4本目・福岡公演が終わりました。
仙台、宇都宮、広島、福岡、各公演に御来場くださったミナサマ、どうもありがとうございました。
サポートメンバー、スタッフ&関係者のみなさん、大変お疲れ様でした。
では華々しく賑々しく前半終了ってことで、振り返ってみますかね。
記念すべき初日は3/26・仙台MACANA。
先日の地震の影響で交通状況が悪い中での開催で、急遽オレも車移動の行程に変更。
オーディエンスのミナサマもあの手この手を駆使して御来場くださったようで、本当に感謝してます。
会場入りしてすぐにステージ後方にあるM.C.Nの赤文字がグッとキちゃったので、
グッズのフェイスタオルを持ってセルフィ。33個のバラをデザインした名作ですぜ!
元々ツアー初日ってことで、衣装はジャケットまわりやアー写で着ている赤黒の
ジャケットをベースにパンツをリップ柄のバギーパンツに替えてコーディネイト。開幕からウキウキだったわー。
オープニング前は案の定初日特有のドタバタと慌ただしさに追われて、諸々の準備に手間取っちゃった。
かなりスリリングな1日だったよー。
フロアからも特有の“手探り感”がビシビシ感じられて、初日テイストを味わえた。
入念にケアしてたつもりだったけど、アンコールで左の指が攣りまくったのはシンドかったなー。
終演後のメンバーショットは両手で「33」。
ツアー2日目は、3/27・HEAVEN’S ROCK 宇都宮VJ-2。
仙台のライヴ当日に車移動で宇都宮上陸。TYOでライヴして以来13年振りの宇都宮。
HEESEY WITH DUDESでの2004年のツアーと、TYOの超初期の「一都六県ロール」ツアー以来
13年振り3度目のヘヴンズロック(その後TYOでもう1回やったのが13年前ね)。
HIROSEの「H」と「R」っていうことにしてください。星が左右に3つずつなのは「33」っていうことにしてください。
今回の開催はMCでもお伝えした通り、「初日の仙台が土曜でその後帰京しちゃうなら、
翌日日曜なんだから宇都宮とかに寄って2日目やりましょうよ!」って言うオレのリクエストだったんよー。
結果、予想以上にビンビンにノリノリなステージになったので本当に宇都宮でやれて良かったよ。
『ROCK’N’ROLL SURVIVOR』のMVの衣装ね。
プレイしながら跳ねるのが楽しくなっちゃって、やたらステージで跳ねまくってた記憶がある(笑)
フロアのみんなも一緒になって跳ねまくった一体感がキモチイイ想い出。
HEAVEN’S ROCKの名の通り極楽なロックンロールショウになってシアワセ。
終演後に楽屋でいただいた名物の餃子と焼きそばがサイコーだったよ。
そのまま車移動であっという間に帰京。バツグンに幸先の良いツアースタートとなりましたな。
ツアー3日目は、4/2・広島SIX ONE Live STAR。
新しくオープンしたばかりの会場・ライヴスターはサイコーなシチュエーション。
ゴージャスでイカれた悪趣味な(勿論褒め言葉よ!)内装にホレボレしちゃった。
赤黒ジャケットに、黒のフリルシャツと赤黒ストライプパンツに替えてのコーディネイト。
会場のカラーリングも相まって、身も心も赤と黒に染まった夜だったな。
オーディエンスもブチ盛り上がりまくり!
しっかりと楽屋でお好み焼きをいただいた。久々の広島風、めちゃくちゃ美味かったなー。
ツアー4日目は4/3・福岡DRUM SON。
サポートギタリストのだいちゃんはやっぱり地元凱旋で生き生きしてたし、
他のメンバーもウキウキしてた。勿論オレも超ハイテンション!
この日は『33』ダイジェストムービーとかで着たブラック&シルバーのレオパード柄のジャケットを着つつ、別のコーディネイト。
今更だけど、サポートメンバーがこの布陣になって初のツアーなんだよな。
ツアー4本目にしてかなりの結束力で、このチームのグルーヴが成長してきたように感じられたよ。
博多のヴォルテージ上げりまくりのオーディエンスと極上なひとときを分かち合えてサイコーな気分だったなー。
なんだか「とてもシアワセな春」を感じることが出来たステージだった。
博多で初御披露目したブーツ。ブラック&シルバーにスタッズなんて完璧に「オレ」テイストでしょ!?
そうそう、広島への移動の最中、手前味噌ながら『TYO YEARS』に収録した『桜』を繰り返して聴いたよ。
ツアー中にグッドタイミングで、新幹線の車窓から各地の桜を見ながら聴いた自曲に
ホレボレする相変わらずのナルシスト(笑) なかなか感動的な体験だったな。
さてさて、今週末からはいよいよ後半!
まずはマイバースデー10日前の4/9! ツアー5日目・名古屋ell. FITS ALL、そして4/10はツアー6日目・大阪Music Club JANUS!!
そしてツアーファイナルは4/16東京!!! 日本橋三井ホールで58歳ラストライヴですぜ。
今年は59歳のバースデーライヴイベントをやらないので、ワタクシの誕生日を一足先に祝いに各地に御来場くださいまし!!!
Let’s Survive with Rock’n’Roll!!!
2022.04.07 (Thu) 13:50:37
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『33』
2022年3月3日にリリースとなる3rdソロアルバムのタイトルは『33』。
「ダブルスリー」と読みます。
タイトルの由来は、数秘術のナンバー“33”。
アルバムをレコーディング中の去年の秋のある日、今回のエンジニアさんでもあり昔からお世話になっている
赤波江さんから「やっぱりヒーセさんは“33”だから、独自の感性を持ってますよねー。」
的なことを言われたのが発端。
「え?何ですか、それ?」と言うと、
「”数秘術”って言う占いの一種ですよ。
生年月日の数字を一桁の数字として最後に一桁になるまで全部足していって出た数字で占うんです。
だいたいの人は1から9の数字になるんだけど、ゾロ目11,22,33になった場合はそこでストップするんです。
ゾロ目の人は少なくて、中でも33は超レアで独自の感性を持っているかなりの変人らしいですよー(笑)」
と。自分で確認してみると、1+9+6+3+4+1+9=33… 確かに“33”になった。
元々占いの類は嫌いじゃなく、「良いこと・ポジティヴなことは信じて、悪いこと・ネガティヴなことは忘れる」
という典型的な御調子者なオレ。でも数秘術っていうのはこの歳になるまで知らなかったので、
レコーディング真っ最中にもかかわらず、ネットで調べまくったりYouTubeを観まくって、”数秘術”と”33″にまんまとハマった。
そりゃもう何から何まで”あるある”でビックリ。当たってることばかり、腑に落ちることだらけだった。
なんならちょっとウルウルすることすらあった。
なかでも「“33”の人は、他人から”変人”とか言われると嬉しい。」みたいなことが書いてあって、笑ってしまった。
個性的とか浮世離れしてるってことを、どうやら喜んで受け入れてるみたい。ナルシストなのも“33”の特徴らしい。
ちなみに“33”は運命数で、他に宿命数、使命数、天命数があってそれぞれの計算方法がある。
占いの一種なのはわかってはいるけど、このタイミングで“数秘33”に出会ったのは、
大袈裟に言うと自分にとって“小さな革命”、“大きな気づき”だった。
“あるある”だらけで、「そうそう、そうなんだよー」っていうのも多いけど、
何か背中を押してもらえたような、アドバイスをもらったような気分だった。
これだけズブズブとハマってしまったし、ソロアルバムもちょうど3枚目ということで
「アルバムタイトルを『33』にしちゃえ!」って決心するのに時間はかからなかった。
仮タイトルだった『洋三、もしくはYO-3(ようさん)』、ありがとう&さよなら…
数秘術を自分なりに解釈していくと、“33”というのは「さんじゅうさん」というより「“3”が2つ」
という意味合いが強いように感じたので、「サーティスリー」ではなく「ダブルスリー」と命名した。
更にその頃作詞にも没頭していたので、アルバムタイトルを題材に作詞したのが、3曲目収録の『33』だ。
日本の数秘術では「さんじゅうさん」と呼んでいることが多いみたい。発祥の地や外国ではどうなんだろう…
アルバムは3月近辺に発売予定だったので、「よーし、こりゃ絶対3月3日発売だー!!! 頑張って間に合わせるぞー!」と奮起。
関わってくれたみなさんのおかげで、宣言通り3/3にリリースすることになった。
ここまで”33”に繋げてくると面白い発見も多々ある。こじ付けもけっこうあるけど。
「そういえば、自分の名前の中に「瀬」と「洋」で「さんずい」が2つあるなぁ、”ダブルスリー”だわー。」とか、
収録曲の「THUNDER GATE SHUFFLE」の詞は、雷門とか浅草にまつわることを書いていて、
浅草寺の観音様も詞に登場するので興味を持って調べたら、
「“三十三観音”と言って、観音菩薩は人々を救済するために三十三体に姿を変えて現れる。」とか、
観音霊場三十三所巡礼とか、観音様は何かと“三十三”と縁が深かったりするなーとか、
「あっ、ザ・イエロー・モンキーは今年の年末で結成33周年だな!!!」とか…
「散散」だと悪いイメージの意味ばっかりだから、「燦燦(=美しく鮮やかに光り輝く)」とか
「三三(=吉数である三が二つ重なるめでたい数)」がイイなー…
なんて考えるのも元来縁起を担ぐ性格だし、イコール“33”の楽観的な性格なのかも。
こんなにハマってるのに「悪いこと・ネガティヴなことは忘れる」は実践してるし。
これを読んでくれている中に、既に数秘術を御存知の方々はどのくらいいらっしゃるんだろう…
詳しく知らない方々は試しに検索してみてくださいね。
御自分のナンバーを知るのも面白いだろうし、きっと「“数秘33”ってこんななのね!」となることでしょう。
こうしてアルバムの制作の前半で“数秘33”に出会い、それは後の作曲・作詞・アレンジなど
クリエイティヴな作業の全ての面に大きく影響した。
余計なことを考え過ぎず、変にきれいに整えようとはせず、制御せず縛られず自由に、
インスピレーションを大切に、思い付くがままに…
「どんな影響を及ぼしたか?」を言葉で説明しにくいのが歯がゆいけど、
そんな直感的・感覚的な性格なのもどうやら“33”の特徴らしい(笑)
そうそう、「自分の数秘を知る時期は、自分のターニングポイントになる時期だ。」という記述もネットで見たなー。
兎にも角にも“数秘術の33”を受け入れ自覚し覚醒した結果、理想を遥かに超えたサードアルバムが完成したのだ。
曲調のバリエーションもラインナップも曲順も何もかも、自信を持ってお聴かせ出来る作品となった。
音楽をアルバム単位で聴かなくなってしまった昨今だけど、敢えて言います…
あなたの貴重な46分24秒をください。
是非ともこのアルバム『33』をフルで通して聴いてください。
2022.02.17 (Thu) 21:05:52
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